循環器看護におけるエビデンスとナラティブの統合

第17回日本循環器看護学会学術集会

プログラムの見どころ

2020年10月9日発行

おまたせしました~。循環器疾患の治療やその看護の基本を、若手の方、今まで循環器病棟以外で勤務をされていた方に向けて、最新の情報を含めながらわかりやすく伝える「教育セミナー「よくわかる」シリーズ」のご紹介です。
現在、最前線でご活躍されている16名の方に説明をしていただきます。なんとこれら16演題全てオンデマンド配信。つまり、10月25日(日)23:59までのオンデマンド配信期間、ご自身の都合がいい時に何度でも見ることができます。これは絶対に見ないと損でしょ。

【お届けプログラム】
ES1:「虚血性心疾患」 
演者:平野 美樹(亀田総合病院)

ポイント:冠動脈の解剖生理から始まり、虚血性心疾患の分類、検査(もちろん心電図波形も)、治療方法を前半に学び、後半はこれらの患者さんへの看護ケアのポイントを学べます。事例もあるので学びやすいですよ。

ES2:「心不全~事例で考える心不全:再入院を予防する看護のポイント~」
演者:嘉村 歩美(佐賀大学医学部附属病院)

ポイント:再入院予防のポイント、心不全の病態生理の理解、モチベーションが維持できる関わり、心不全が増悪する要因、具体的に本人と考えるについて学びます。事例やクイズもあるので理解しやすいですよ。

ES3:「不整脈」
演者:高田 寛之(倉敷中央病院)

ポイント:不整脈を判別できる診断法を用いて、4つの不整脈の病態と看護のポイントについて解説します。

ES4:「心エコー検査データの見方」
演者:山中  妙(兵庫県立尼崎総合医療センター)

ポイント:看護をより深くする心エコーの検査データ、エコーの基礎を学び、さらに事例を通してその見方を深めていきましょう。

ES5:「脳卒中」
演者:林 真由美(近畿大学病院)

ポイント:脳卒中ってなに?どんな神経兆候を見ているの?脳卒中を疑った際に医師や同僚に緊急性をどう報告するか?重症化回避が非常に重要な脳卒中看護。これらについて一緒に楽しく学んで下さい。

ES6:「TAVI(経カテーテル的大動脈弁留置術)&MitraClip(経皮的僧帽弁接合不全修復術)」
演者:鷲田 幸一(兵庫県立尼崎総合医療センター)

ポイント:TAVIとMitraClipの術式や適応と合併症、治療前後の看護などの解説があります。一緒に楽しく学んでみましょう。

ES7:「大動脈瘤ステントグラフト挿入術」
演者:阪口 綾香(大阪市立大学医学部附属病院)

ポイント:低侵襲であり、高齢者や複数の疾患を抱えた患者さんにも適応とされるこの術式や術後の合併症、看護を学びましょう。

ES8:「IMPELLAの治療と看護」
演者:戸田美和子(倉敷中央病院)

ポイント:IMPALLAを導入していない施設の看護師にも理解できるように、IMPELLAの構造と適応、管理方法、必要な看護ケアをわかりやすく解説します。

ES9:「心疾患患者の栄養管理」
演者:小國 恵子(兵庫県立姫路循環器病センター)

ポイント:基本的な栄養管理から心不全のステージごとの回復を底上げする栄養管理を知り、心不全患者さんの看護を深めてみませんか。

ES10:「心不全患者のセルフコントロール」
演者:深水 愛子(大阪警察病院)

ポイント:再入院を繰り返す心不全患者さんの指導に困ったことはありませんか?セルフコントロールを支援するために2つの理論と具体例を用いてポイントを説明します。

ES11:「心疾患患者のフィジカルアセスメント」
演者:小泉 雅子(東京女子医科大学大学院看護学研究科)

ポイント:フィジカルアセスメントは目と手で見ることでその先の看護が変わります。フィジカルアセスメントの5つの極意とその先の全人的な看護実践について解説していきます。

ES12:「術後早期リハビリテーションにおける看護師の役割」
演者: 池淵 由佳(岡山大学病院)

ポイント:フィジカルアセスメントだけでなく、心負荷の予測に合わせたアセスメント、そしてリハビリテーションの意味を患者に伝え、モチベーションをどのように維持するか一緒に学びましょう。

ES13:「心不全を重症化させないための感染管理」
演者:中道 朝香(名古屋大学医学部附属病院)

ポイント:感染症と心不全の関係性、そして、感染症により心不全を悪化させないために必要な管理について、症例を用いて解説していきます.

ES14:「終末期ケアの第一歩」
演者:田中奈緒子(兵庫県立姫路循環器病センター)

ポイント:心不全患者さんの終末期のケアってどうしたら良いの?その疑問に答えるため、終末期のケアに大切なこと、ケアへの第一歩として私たち看護師ができることを解説していきます。

ES15:「脳卒中リハビリテーション」
演者:藤本  愛(国立循環器病研究センター)

ポイント脳卒中を患った患者さんの今後の生活に向けて、看護は何ができるかを考えてみませんか。リハビリの介入時期の大切さ、そして、急性期リハビリテーションの実際について解説していきます。

ES16:「地域への継続した看護」
演者:戸沢 智也(獨協医科大学 看護学部/獨協医科大学病院)

ポイント:地域では患者さんを中心に共通性と連続性のある関わりが大切です。循環器疾患患者さんに対し、退院後も継続した看護を提供するために必要な知識や視点を解説します。

2020年10月5日発行

まだまだ、ご紹介したいプログラムが満載です。今回は、3演題のパネルディスカッションをご紹介します。いずれも、後日オンデマンド配信でも見ていただけます。

【今週のお届けプログラム】
2020年10月11日 (日)14:00-15:10 ライブ配信+オンデマンド配信
パネルディスカッション3 「フレイルの進行を予防する多職種チームの関わり」
企画趣旨:心臓リハビリテーションの介入が進む中で、サルコペニア、フレイル、難治性心不全患者など介入に課題を持つ患者は増加している。多職種でフレイルの進行を予防するケアについてエビデンスとナラティブ両方の視点より考える。

演者:小笹 寧子(京都大学医学部附属病院)
   澁川 武志(滋賀医科大学医学部附属病院)
   吉内佐和子(関西医科大学附属病院)
   辻佐 世里(関西医科大学香里病院看護部)
   木下 愛美(京都大学医学部付属病院)
座長:阿部 隼人(北里大学)
   角口亜希子(榊原記念病院)

2020年10月10日 (土)17:30-18:30ライブ配信+オンデマンド配信
パネルディスカッション2「循環器疾患患者のエンド・オブ・ライフ・ケア -その人らしく生きることへ寄り添う-」
企画趣旨:心不全や脳卒中等循環器疾患患者のエンド・オブ・ライフケアを支える療養場所は病院だけでなく施設や在宅等様々である。それぞれの場所でケアを支える看護師が、どのように患者・家族の価値に寄り添いケアを行っているか、その語りより今後のケアへの示唆を得る。

演者: 井上久美子(東神戸訪問看護ステーションあじさい)
   杉町 英子(広島市立 広島市民病院)
   山本佐千子(医療法人名古屋燈心名古屋ハートセンター)
   明神 哲也(東京慈恵会医科大学医学部)
座長:多留ちえみ(神戸大学大学院保健学研究科)
   松本 幸枝(亀田医療大学)

2020年10月10日 (土)10:30-11:30 ライブ配信+オンデマンド配信
パネルディスカッション1 「脳血管疾患患者を病院から地域へと支えるシームレスな看護」(一部指定)
企画趣旨:脳血管疾患患者は、治療と並行して合併症予防や異常の早期発見を含めた看護、そしてさまざまな障害に対するリハビリテーションを要し、そのエビデンスとナラティブなケアの統合が求められる。病院から地域へ、障害と共に生きる患者を支える看護の現状と課題について議論する。

演者:浅田 美樹(京都大学医学部附属病院)
   高橋 美香(中村記念南病院)
   上田 樹里(訪問看護ステーション夢未来)
   三上あゆ美(社会医療法人厚生会 木沢記念病院)
座長:田村 綾子(四国大学看護学部)
   山口理恵子(国立病院機構京都医療センター)

2020年10月2日発行

前回は、配信制限があるシンポジウムについてピックアップしてご紹介しましたが、今回は残りのシンポジウム3演題をお届けしたいと思います。これらは、後日全てオンデマンドでも視聴していただけます。お見逃しなく。

【今週のお届けプログラム】
2020年10月10日 (土)15:20-16:20 ライブ配信+オンデマンド配信
シンポジウム2 「多疾患併存患者の在宅療養を支援する」
企画趣旨:脳血管疾患、心疾患、糖尿病など複数の疾患をもつ患者の再入院を防ぐため、病勢コントロール、医療連携や看護について現状と今後の課題を議論する。

演者:西原 崇創(ゆみのハートクリニック)
   野村 志帆(東京医科大学病院)
   武田 真弓(山梨県立大学看護学部)
   辻井 由紀(たつの市民病院)
座長:瀬戸奈津子(関西医科大学看護学部)
   本杉ふじえ(社会医療法人愛仁会井上病院)

2020年10月11日 (日)10:15-11:15 ライブ配信+オンデマンド配信
シンポジウム3 「看護師の行う特定行為がチーム医療にもたらすアウトカム」
企画趣旨:看護師の特定行為研修はいまや多くの施設で実施される現状にある。特定行為研修修了者を各施設でどのように活用することで、循環器の分野において多職種チーム医療が推進され、患者によりよいアウトカムをもたらすことができるのかを多職種で議論する。

演者:西宮  岳(厚生労働省医政局看護課看護サービス推進室)
  真玉 英生(国立循環器病研究センター)
   阿部美佐子(大阪市立大学医学部附属病院)
   小林志津江(広島市立安佐市民病院)
座長:池亀 俊美(榊原記念病院)
    山田佐登美(川崎医療福祉大学保健看護学科/川崎医科大学総合医療センター)

2020年10月11日 (日)16:40-17:40 ライブ配信+オンデマンド配信
シンポジウム5 「移植医療を支える多職種からのアプローチ」
企画趣旨:移植においてドナー・レシピエントそれぞれの患者は、さまざまな意思決定を繰り返し移植までの時間を過ごす。それを支える医療者はその身体面だけでなく、心理・社会面を含めた看護を行っている。多職種チームアプローチの視点で移植看護を考える。

演者:山中 源治(東京女子医科大学病院)
    久保田 香(大阪大学医学部附属病院)
    西岡  宏(国立循環器病研究センター)
    加藤 湖月(岡山大学病院)
座長:深水 愛子(大阪警察病院)
    渡邉裕美子(敦賀医療センター)

2020年10月1日発行

前回まで、基調講演、特別講演、教育講演の見どころについてお届けしました。今回は、一部の演者の発表は学会当日のみのライブ配信のみのため、オンデマンドでは全部聞けなかった~と泣かなくていように、配信制限があるシンポジウムについてピックアップしてご紹介したいと思います。皆さま、是非ライブで全ての発表をお楽しみ下さいね。

【今週のお届けプログラム】
2020年10月10日 (土)13:50-15:00
☆ライブ配信+オンデマンド配信(一部の演者ライブ配信のみ)☆
シンポジウム1 「循環器看護に携わる医療者の倫理的苦悩に向き合う」
企画趣旨:循環器看護において、急性増悪を繰り返す心不全患者やデバイス離脱困難患者へのケアに医療者は倫理的苦悩を抱えている。この苦悩を軽減するために私たち医療者は多職種で向き合っていく必要がある。

演者:藤井 智子(東京慈恵会医科大学附属病院)
   津田 泰伸(聖マリアンナ医科大学病院)
   山部さおり(三菱京都病院)
   新田 和子(武庫川女子大学)
   深澤 龍永(三菱京都病院)
座長:岡田 彩子(日本赤十字看護大学さいたま看護学部)
   三浦 英恵(日本赤十字看護大学看護学部)

2020年10月11日 (日)16:40-17:40
☆ライブ配信+オンデマンド配信(一部の演者ライブ配信のみ)☆
シンポジウム4 「心不全患者のACPにまつわるエビデンスとナラティブの統合」
企画趣旨:心不全患者のACPをどのように考えていくべきか、意思決定の理論をもとに、また実際に支援した症例のナラティブな視点も合わせて考える。

演者:木澤 義之(神戸大学医学部附属病院)
   森田 幸子(神戸市立医療センター中央市民病院)
   五十嵐 葵(聖路加国際病院)
   富山美由紀(のぞみハートクリニック)
座長:石田 洋子(日本医科大学武蔵小杉病院)
   眞嶋 朋子(千葉大学大学院看護学研究科)

2020年9月30日発行

先週の続きで、教育講演の見どころについてお届けします。前回、3演題の教育講演を紹介しましたので、今回は残り3演題をお届けします。

【今週のお届けプログラム】
2020年10月10日 (土)10:50-11:30☆ライブ配信のみ☆
教育講演「看護師育成をリフレクションの視点で考える」
座長:井部 俊子(長野保健医療大学)
演者:杉野由起子(九州看護福祉大学看護福祉学部)

「そのリフレクション、次に繋がるリフレクションになっていますか。」

まず、この講演ライブ配信のみです。見逃し禁忌!
みなさんの施設でも、看護師教育等でリフレクションを取り入れられているところがあるのではないでしょか。どのようにされていますか。次に繋がるリフレクションになっていますか?と改めて聞かれると、ちょっと、あれ?と不安に思われた方、必見です。杉野先生がこれまで実践されてきた経験を共有して下さりますので、これまでを一歩進めたより効果的なリフレクションを明日から実践してみませんか

2020年10月10日 (土)13:00-13:40 ライブ配信+オンデマンド配信
教育講演「脳血管疾患患者へのケア意味づけるエビデンス」
座長:籏持知恵子(大阪府立大学大学院看護学研究科)
演者:大久保暢子(聖路加国際大学大学院看護学研究科)

「脳血管疾患患者のケアを支えるエビデンス、いろんな方向から見てみませんか。」

量的研究から導かれたエビデンス、患者さんの思い、言動から導かれたエビデンスが融合することで、患者さんにとって最適なケアを提供できると思います。でも、いざとなるとわかっているようでわかってない。脳血管疾患患者のケアをよりよいものにするにはどうしたらいいか、大久保先生の講演を聞いて皆さんも考えてみませんか。

2020年10月11日 (日)09:30-10:10 ライブ配信+オンデマンド配信
教育講演「エビデンスとナラティブを統合し看護実践能力を備え高める」
座長:伊藤 文代(洛和会ヘルスケアシステム)
演者:渋谷 美香(公益社団法人日本看護協会)

「あと一歩、看護実践能力を高めたいと思っている方へおススメ」

循環器看護の領域にとどまらず、どこの領域であっても、目の前におられる患者さんに、その人が望む生活を送って欲しい、その人らしく最期まで生きて欲しいと思って日々ケアをされていると思います。でも人間、全てのものが科学で白黒つけられることばかりではありません。今回の学会のテーマでもある、「エビデンスとナラティブの統合」について、渋谷先生と一緒に改めて考えてみませんか。

2020年9月28日発行

今週は教育講演の見どころについてお届けします。もう、これもあれも見てみたいものだらけですね。教育講演は全部で6演題あるのですが、まず3演題をランダムにピックアップしてお届けします。

【今週のお届けプログラム】
2020年10月11日 (日)8:30-9:10 ライブ配信+オンデマンド配信
教育講演「バカボンパパに学ぶ苦悩の人間学
     ~「わかってたまるか!」に秘められたコミュニケーションの本質~」
座長:若林 留美(東京女子医科大学病院)
演者:佐藤 泰子(京都大学大学院人間・環境学研究科)

「「えっ?なに、バカボンのパパ?」奥深い話ですよ、一緒に聞いてみましょう。」

タイトルを見て興味をそそられた方、多いのではないでしょうか。その期待、裏切らない講演ですよ。「患者さんの不安を傾聴する」と看護計画に計画していませんか。コミュニケーションの本質って何なんでしょうか。他者が居て成り立つコミュニケーション。その本質にも触れるお話しが聞けますよ。もう一回言います。タイトルに隠された奥深いお話を一緒に聞いてみましょう。

佐藤泰子先生:哲学や精神医学をベースに苦悩を研究し、苦しみの本質を明らかにし、ケアのあり方を考えるために語りと聴くことの意味を探究されておられます。講演では、「バカボン」以外に「鉄腕アトム」や「ドラえもん」をテーマに、人間の苦しみと言語の関係を説明し、聴くことの力、話すことの力、そしてこれらの構造がわかれば誰でも良い聴き手となり得ることを伝えられています。著書には、“生き苦しくて息苦しい”苦しみが緩和されていく構造を提示した「苦しみからの解放のためにー聴くことの救い、語ることの希望ー」があります。

2020年10月11日 (日)10:30-11:10 ☆ライブ配信のみ☆
教育講演
「日々の看護研究をより科学的なものとするために」
座長:任  和子(京都大学大学院医学研究科)
演者:森本  剛(兵庫医科大学臨床疫学)

「科学的なお作法」に基づいて研究出来ているのかな?と思っている人必見です!

まず、この講演ライブ配信のみです。見逃し禁忌!
みなさん、日々患者さんへケアをしていて、「この方法がいいかな?いやこっちのほうがいいかな?結局どっちがいいの?!」って思ったことありませんか。この「どっちがいいの?」を解決するものが看護研究です。研究の実施には科学的に決められた「お作法」があり、その「お作法」に則って行うことにより、日々みなさんが実践している看護が「エビデンス」のあるものとなります。
みなさん、科学的なお作法に基づいて看護研究を出来ていますか?

森本 剛先生:医原性有害事象や薬剤性有害事象の臨床疫学研究では、わが国を代表する研究成果を多く発表されています。また、臨床医としての視点を重視した研究デザインや統計解析、論文執筆など、医療従事者向け臨床研究教育を全国各地で積極的に開催され、後世の指導にも力を注いでおられます。著書には、「査読者が教える 採用される医学論文の書き方」、「査読者が教える 医学論文のための研究デザインと統計解析」などがあります。

2020年10月10日 (土)16:30-17:10 ライブ配信+オンデマンド配信
教育講演「看護と小さな願いごと」
座長:大江 理英(大阪府立大学大学院看護学研究科)
演者:村上 靖彦(大阪大学大学院人間科学研究科)

「患者さんの小さな願いごと、キャッチ出来ていますか」

患者さんの「小さな願いごと」をキャッチして、それをなんとか叶えようとする看護のかかわりの尊さについて、村上先生がこれまで看護師の「語り」を分析された結果を元にお話ししていただきます。「小さな願いごと」ってどういうことでしょうね。みなさんの今までの経験を重ねて、村上先生のお話を聞いてみませんか。

村上靖彦先生:現象学的視点からその経験の構造を明らかにされ小児科での自閉症研究を経て看護師へのインタビュー研究を始められる。著書には「自閉症の現象学」の他に看護師のインタビューから分析され執筆された「在宅無限大」、「仙人と妄想デートする」、「摘便とお花見」などがある。

2020年9月24日発行

これから学術集会当日まで、今回の学会プログラムの見どころをお届けしていきたいと思います。プログラムのなかには、学術集会当日のオンライン配信限定のものもございます。「あとで、オンデマンド配信で見ようと思っていたら、オンライン配信のみだった!」こんな悲しいことにならないようにして下さい。見逃すともったいないプログラム満載です。
お一人でも多くの方にご参加いただき、実りある学術集会にできればと企画委員、実行委員一同祈願しております。

【今週のお届けプログラム】
2020年10月10日 (土)9:30-10:20 ライブ配信+オンデマンド配信
基調講演 「エビデンスとナラティブをつなぐ意思決定支援」
座長:吉田 俊子(聖路加国際大学)
演者:中山 和弘(聖路加国際大学大学院看護学研究科)

「患者さんにとってより良い意思決定をサポートしたいと思いませんか?」

「意志決定のサポートをします!」と一言で言っても、いざ行うとなると膨大な情報(エビデンス)を、中立的立場で伝え、患者さんがご自身の価値観、希望などに基づいて意思決定ができるように支援するってとっても大変ですよね。どうやって情報を提供して、どうやって選択してもらうのがいいのでしょうか。意思決定のツールとして欧米で利活用されているディシジョンエイド(意思決定ガイド)について、中山先生からお話しをしていただきます。「意思決定」がkeywordにあるかた必見ですよ。

中山和弘先生:ご専門は保健医療社会学、看護情報学、ヘルスリテラシー(健康を決める力)、意思決定支援などを支えあうサポートネットワークやコミュニティ作りなどを研究テーマとされています。市民・患者や医療者の視点から、その生活する世界に注目し、情報に基づいた意思決定ができているかどうか、それを阻んでいるものは何か、必要な支援が受けられているか、その支援はどのようなものかを明らかにしようとされています。「看護実践にいかすエンド・オブ・ライフケア」、「看護学のための多変量解析入門」、「これから始める!シェアード・ディシジョンメイキング 新しい医療のコミュニケーション」など著書多数あります。

2020年10月11日 (日)13:00-13:50 ライブ配信+オンデマンド配信
特別講演 「心臓移植から見た心不全医療における循環器看護の役割と期待」
座長:宮脇 郁子(神戸大学大学院保健学研究科)
演者:松田  暉(思温病院特別顧問・大阪大学名誉教授)

「心臓移植に直接関わっておられない人にも必見ですよ~」

私の病院、心臓移植実施施設で働いているわけではないし、心臓移植が必要な重症な患者さんみてないしな~と思っている方。そんな方こそ、この特別講演に注目!心臓移植にフォーカスを当てながら、慢性心不全患者さんへの長期的なケアについてお話ししていただけます。これから循環器領域で求められる看護師について、松田先生と一緒に考えてみませんか。

松田  暉先生:国内初の脳死下における心臓移植の執刀医です。また、臓器移植、人工臓器、再生医療推進など多方面でもご活躍されております。臨床医としての経歴もさながら、兵庫医療大学学長在任時は、「心臓外科はチーム医療なしでは成立しない分野である」との考えを基に、チーム医療の進展のために力を注いでおられました。著書には、医療界でのチーム医療についても綴っている「続・心臓外科医の見た医療事情」があります。

2020年 9月 16日発行

会員の皆様、たいへんお待たせしました。皆さん、待ってくださっていましたよね。いよいよ学術プログラムおよび日程表を HPにアップいたしました。
第17回日本循環器看護学会学術集会の開催方法がハイブリッド形式から100%オンライン形式に変わりましたが、企画委員、実行委員一同、「熱意」と「誠意」と「愛情」をもって考えたプログラムには変わりありません。このプログラムを、ライブ配信、オンデマンド配信になっても臨場感をもってお届けしたい、と思っています。
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第17回日本循環器看護学会学術集会 事務局一同